『コラプシウム』 ウィル・マッカーシー [SF]
えー、一目瞭然ではあるが、表紙イラストがかなり萌え系狙い・・・が、中身はかなり理論バリバリのハードな一面と、姫(女王)とヒーローのラブファンタジーなプロットで、つまるところ萌え線じゃーゴザイマセン。
ツインテールに制服系ミニスカとかね、もう(失笑)。まー一応そういうっぽい登場人物もいるっちゃあいるが。
SFとしてはすこぶる真面目で面白かった。作者が理系な人なので文系読者にはちんぷんかんぷんなところもあるが、さらっと読み飛ばせるし。難しい理論とか難しい言葉なんかは巻末の付属書で別途詳しく説明されてるので、興味のある人はそっちを読めばいいし、無い人はそっちは読まずに済ませられるし。もちろん自分は後者だった。スイマセン。
宇宙を股にかけ、愛する人のため、理論を駆使して地球を危機から救う科学者のヒーローが主人公。こういうのは、科学少年の夢だなぁ。ええ話や。
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